こんにちは!
精力サプリ研究所です。
今回は「勃たない」原因と改善方法について調査してみました。
精力の衰えに悩む男性はぜひとも参考にして下さい。
男性機能の仕組みってどうなってるの?
まずは男性機能の仕組みを理解しましょう!
アソコは海綿体と呼ばれる血管の塊
まずはアソコの構造について調べてみましょう。
男性器には骨はなく、主に海綿体という組織でできています。
海綿体とは細い血管が無数に集まったスポンジ状の血管の塊。
男性器には「陰茎海綿体」と「尿道海綿体」の二つの海綿体があります。
この二つの海綿体のうち「勃ち」に深く関係しいるのが陰茎海綿体です。
陰茎海綿体は男性器の先端から根元まで伸びており、左右一対の楕円形状をしています。
性的興奮時に硬く大きくなるのがこの陰茎海綿体なのです。
そして尿道海綿体は尿道を包むように形成されています。
性的興奮時にはふくらみこそしますが硬くなることはありません。
つまり、勃ちの硬さや持続時間には陰茎海綿体が正常に機能していることが重要なんです。
海綿体に血液が流れ込む事で勃つ
上記の陰茎海綿体に多量の血液が流れ込むことで男性器は勃ちます。
その仕組みを詳しく調べてみましょう。
性的刺激によって男性器が勃つ際に体内で起きている働きが以下です。
- 性的刺激を受けることで脳の中枢神経が興奮状態になる
- 体内でNO(一酸化窒素)が発生する
- NOの働きで陰茎深動脈という血管が弛緩する
- 海綿体へ一気に血液が流れ込む
- 流れ込んだ血液の圧力で海綿体は膨張し硬くなる
男性器の「勃つ」という現象には血流が深く関係していることが分かります。
つまり、血管や血液の不健康は男性機能にも悪影響を与える可能性があるのです。
勃たない原因は単に性欲だけの問題ではないことが分かりましたね。
勃つ引き金はテストステロン
男性の性欲に深く関係している「テストステロン」という物質についても調べておきましょう。
男性の性衝動、つまり性欲の源となっているのがテストステロンという男性ホルモン。
テストステロン分泌量が多い人ほど精力が強いことが様々な研究で明らかになっています。
さらにテストステロンには交感神経や副交感神経といった自律神経を整える働きもあります。
交感神経は緊張や興奮を、副交感神経は休息やリラックスなどをつかさどっており、様々な身体機能を支えています。
そして自律神経は男性器の勃ちにも関係していました。
なぜなら男性器が勃つためには副交感神経優位のリラックスした状態である必要があるからです。
テストステロンが健康値であることで、ホルモンバランスが整い自律神経が正常に働くことが分かっています。
つまり、自律神経を整え正常に勃たせるためにはテストステロンの分泌量がとても重要なんです。
勃たない理由を徹底的に調査
それでは、勃たない原因を調査してきましょう!
勃たない理由1.食生活が偏っている
勃たない理由の一つとして食生活の偏りが考えられます。
食生活の乱れは血流の悪化やテストステロン量の減少に繋がるのです。
具体的に不健康な食生活について調べてみましょう。
まず、脂質や糖質が多い食事は血流を悪化させます。
特に脂身の多い肉に含まれる動物性脂肪には血液をドロドロにする原因となる中性脂肪やコレステロールが多く含まれています。
対策として、主菜には魚貝類を取り入れることを意識しましょう。
また、逆に野菜中心のタンパク質が少ない食事がテストステロン量の減少につながることも分かりました。
肉類などのタンパク質を含む食事はテストステロン量を増やすことが様々な研究で分かっています。
その理由は動物性たんぱく質にはテストステロンを分泌するのに必要な必須アミノ酸が多く含まれているからです。
特に卵は良質なアミノ酸を含み、料理の汎用性も高いのでおすすめの食材です。
つまり、勃ちを良くするにはバランスの良い食事を摂る必要があるんです。
勃たない理由2.睡眠不足が続いている
慢性的な睡眠不足も勃たない原因になっている可能性があります。
詳しく調査していきます。
睡眠不足も血流の悪化とテストステロンの減少に繋がります。
それぞれのメカニズムが以下です。
〈血流悪化〉
- 睡眠不足のストレスから体内で活性酸素が発生
- 活性酸素が血小板と結びつき血液がドロドロになる
- ドロドロになった血液は毛細血管を通りづらく血流の悪化となる
〈テストステロン減少〉
- 睡眠不足のストレスから体内で活性酸素が発生
- 活性酸素はコルチゾールというストレスホルモンの分泌を増やす
- コルチゾールの働きによりテストステロンが減少する
睡眠不足から発生した多量の活性酸素とコルチゾールによって血流悪化とテストステロン減少が起こるわけです。
また、ある研究でも一週間の睡眠不足がテストステロンを15%も減少させたという結果が出ていました。
以上のことから慢性的な睡眠不足は勃たない原因となるのです。
勃たない理由3.運動が足りていない
慢性的な運動不足も勃たない理由となっている可能性があります。
早速調べてみましょう。
人体は全身の筋肉を伸縮させることで様々な運動を行っています。
そして筋肉が伸縮するのと同時に、血管も伸縮し血液を押し流しています。
運動すると血流が良くなり体温が上がるのはこのためです。
つまり運動不足は血流の悪化に大きく影響するのです。
そして運動にはテストステロンを増やす効果も期待できます。
テストステロンには筋肉を作る働きがあります。
つまり運動によって傷ついた筋肉を修復するためにテストステロンが分泌されるのです。
ある研究でも、日頃から運動している人とそうでない人では前者の方がテストステロン量が多いことが確認できています。
また上記の効果は強度の高い筋トレでなくても、徒歩や階段を昇降するといった運動でも一定の効果があります。
日頃の運動不足も勃たない原因となるので、体を動かすようにしましょう。
勃たない理由4.太りすぎている
太り過ぎていることも勃たない原因になります。
実は肥満は血流の悪化やテストステロンの減少を引き起こすことが分かっています。
肥満の人は血中の脂質が多く血液がドロドロ状態であることが多いです。
また体脂肪によって血管が圧迫されているためさらに血流は悪くなります。
高血圧を引き起こすことも少なくありません。
そして血流の悪化はさらなる肥満の原因にもなるのでまさに悪循環なのです。
また数多くの研究で肥満体型の人はテストステロンの分泌量が少ない傾向にあるという報告が上がっていました。
これは中高年に限らず20代の若年層にも見られる傾向で、肥満がテストステロン量に影響していることを裏付けています。
以上から太り過ぎは勃たない原因になることが分かりました。
勃たない理由5.お酒の飲みすぎ
お酒を飲み過ぎていることが原因で勃たないこともあります。
性的な刺激を受け興奮するとき、脳の中枢神経を通じて陰茎海綿体へその信号が伝えられます。
この信号伝達が勃つためのサインとなります。
そしてアルコールには脳の中枢神経を抑制する働きがあります。
つまり、中枢神経がアルコールによって抑制されることで、陰茎海綿体への信号伝達ができなくなるのです。
つまり、アルコールにより神経がうまく働かないことが勃たない原因なんです。
また、まったく勃たないことはなくても、硬さや持久力の低下を引き起こすことも十分にあり得ます。
以上から、男性機能に不安がある場合は行為前の飲酒を控えた方が良いでしょう。
勃たない理由6.タバコを吸っている
喫煙も勃たない原因になる可能性があります。
タバコは身体に様々な悪影響を与えますが、男性機能にもその影響は及びます。
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は血管を収縮させ、血行障害を引き起こします。
さらにはタバコを吸うことで交感神経が刺激されることが分かりました。
タバコを吸うとやる気が出るとかシャキっとするといった感覚はこの交感神経への刺激によって起きているのです。
しかし前述のとおり、勃つためには副交感神経優位のリラックス状態である必要があります。
つまり、タバコを吸うことで「血流の悪化」と「交感神経への刺激」の二つの勃たない原因が発生するのです。
さらにはニコチンは睡眠の質を低下させることも分かっており、睡眠不足は結果的にテストステロンの低下を引き起こします。
まさに百害あって一利なしであることが分かりますね。
勃たない理由7.緊張している
緊張によって「勃たない」ということが起きる可能性があります。
緊張している状態というのは自律神経のうち交感神経が優位である状態です。
勃つには副交感神経優位のリラックス状態である必要があるので、「緊張で勃たない」ということが起こるのです。
「緊張」はコントロールが難しく、緊張しないようにすればするほど逆に緊張してしまうなんてこともあるでしょう。
また一回失敗してしまうと、トラウマになり一層緊張してしまいます。
このような場合では、お酒がいい方向に働くこともあります。
適度にお酒を飲むことで緊張がほぐれリラックスできることもあるんです。
緊張しない環境を自分で作ることが緊張を脱するカギとなります。
勃たない理由8.ストレスが溜まっている
ストレスの蓄積は勃たない原因となります。
慢性的なストレスは活性酸素をどんどん増やしていきます。
前述にもある通り活性酸素は血中の血小板と結びついて血液をドロドロにします。
また、血管の状態にも悪影響を与えることが分かっており、動脈硬化などの原因にもなるのです。
さらに、人体はストレスを感じるとコルチゾールというストレスホルモンを分泌します。
コルチゾールはテストステロンの対極のようなホルモンで、コルチゾールが増えることでテストステロン量が減ることが分かりました。
そして前述の活性酸素にはこのコルチゾールを増やす効果もあるのです。
つまり、ストレスによって起こる複数の作用が男性機能に悪影響を与えるんです。
勃たない理由9.薬の副作用
現在服用している薬の副作用が勃たない原因となっている場合があります。
詳しく調べてみましょう。
普段から常用している薬の副作用で勃たなくなることを「薬剤性ED」と呼びます。
薬剤性EDの厄介な点は薬の知識がない場合、自己判断が難しいこと。
実は常用している薬が原因なのに、年齢が原因だと判断してさらに悪化してしまうといったことが起こるのです。
なにか薬を常用している方は、そういった副作用が無いか処方された病院などで確認してみましょう。
そして男性機能に影響のある副作用を持つ代表的な薬が以下です。
- 高血圧の治療などに使われる「降圧剤」
- 鬱などの治療に使われる「抗うつ剤」や「精神安定剤」
- 前立腺がんの治療などに使われる「男性ホルモン抑制剤」や「抗アンドロゲン剤」
男性機能の低下に悩んでいて上記の薬を服用している方は一度「薬剤性ED」を疑ってみてください。
勃たない理由10.加齢による自然な衰え
中高年男性の方は、勃たない理由が加齢である可能性もあります。
加齢による男性機能低下のメカニズムを調べてみましょう。
ここでもカギとなるのがテストステロン。
テストステロンは精力や男性機能の源となる男性ホルモンです。
そしてテストステロンは20代をピークに加齢とともに減少していくことが多くの研究で分かっています。
また血管年齢という言葉があるように、血管の機能も加齢とともに低下していきます。
血管の持つ弾力性や伸縮性は加齢とともに徐々に失われていき、血液の循環能力が低下していくのです。
以上から加齢によってテストステロンは減少し血流は悪くなっていくことが分かりました。
つまり、加齢による精力、男性機能の低下は至極当然のことなのです。
この加齢に抗うためには、前述した生活習慣の改善やメンタルのケアなど心身の健康を維持することが非常に大切です。
どうすれば「勃たない」を解消できるの?
上記を参考に生活習慣の改善やメンタルのケアをすることで「勃たない」を解消できる可能性があります。
特に中高年男性は自然と精力が低下しきますから、上記の見直しはとても大切です。
また、今回調査した内容のほとんどが「勃たない」の解消だけでなく、健康にも良い影響を与えてくれるでしょう。
しかし生活習慣を変えるというのは簡単ではありません。
一度に全てを改善するのは難しいでしょうから、できることから徐々に変えていく事が大切です。
また生活習慣の改善に加えて精力サプリを飲むことで、男性機能の回復効果は飛躍的に上がります。
より早く、より確実な効果を得たい方はぜひ精力サプリも試してみてください。
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